情報 通関士とは、日本と外国との間で輸出入されている物の通関手続きをするために必要な、財務省管轄の国家資格です。通関士資格取得のために、一緒に勉強しましょう!
通関士試験の概要 試験は、通関業法の定めるところにより行われる国家試験で、この試験は年に一回10月に行われます。通関士試験は受験資格に何も制限はありません。試験科目は、通関業法、関税法、関税定率法、その他関税に関する法律および外国為替及び外国貿易法、通関書類の作成要領その他通関手続きの3科目で、知識と実務処理能力をテストします。それぞれの科目において、記述式と短答式の問題が出題されます。 出題科目 通関士試験の科目は以下の3科目で、それぞれにおいて記述式と短答式の2通りの問題が出されます。 ・通関業法-通関業と通関士についての根拠となる法律で、定義、目的、義務や権利などを定めています。 ・関税法、関税定率法その他関税に関する法律及び外国為替及び外国貿易法-関税や輸出入に関する定義や規定、特例を定めた法律や関税に関する法律などから貿易にかかわる部分が出題されます。 ・通関書類の作成要領とその他通関手続きの実務-輸入申告書と輸出申告書の作成問題と、択一式と計算式の問題が出題されます。
通関士は、通関業務の責任者になりえる人材なので、通関、貿易に関する専門知識をしっかり身に着けることと、英語力も必要です。それ以外には正確さや根気強さも必要になり、さらにはコミュニケーション能力も求められます。 こういった通関業務の経験を積んだ後に、選任の通関士つなるのが一般的な通関士のキャリアアップの道です。そして、通関業者によって取り扱う貨物が違うので、ある通関業者に就職すると、その通関業者の取り扱う貨物のスペシャリストになることができるでしょう。
通関士になるためには通関業者に就職して経験を積んだ後に通関士の道を選ぶのが一般的です。通関業者は、陸海の運送会社、倉庫会社、航空代理店、旅行業、港湾会社などが兼業しているので通関士としての知識が大いに役立つからです。 通関士になるためには通関業者に所属しなければなりません。その通関業者の探し方は、一般求人誌や新聞の求人欄では見つけるのは難しいので、インターネットの求人サイトで探してみましょう。また、通関業者一社一社に直接問い合わせるのも方法のひとつです。 通関業者とは、依頼を受けて、通関手続きの代理、代行をするところです。通関士として業務をするには通関士試験に合格後、通関業者に就職して経験を積み、税関長に通関士確認届けを提出して審査を経てから通関士確認通知書を受け取る必要があるので、通関士になるにはまず通関業者に就職することが必須なのです。そのような理由から通関士と通関業者は密接な関係にあります。 勤務形態については、通関士の場合は通関業者の正社員として働くことが前提となりますが、通関士にのみ任されている業務以外の通関業務を行う従業者として働く場合は、派遣で働く就業スタイルもあるでしょう。通関士の待遇は、通関業者の規模や会社によって違いますが、一般企業の平均的な初任給に加えて通関士の資格取得者には手当てが支給される会社が多いようです。
商社の貿易部署に所属した場合、貿易実務としては各専門会社に依頼するコーディネート業務が中心となります。その場合は、通関士の資格を持っていれば、貿易の基礎知識や通関の専門知識を持っていることになるので、委託先や依頼先との仕事がスムーズになり、通関士の資格を充分に生かすことができるのです。 交際物流や通関手続き業務において、IT化が急速に進んでおり、さまざまな手続きなどが一本化され始めています。それに伴い国際物流にかかわる金融業務の一本化も進んでいます。そこで通関士の知識を持っていれば、貿易実務全体の流れを知っていることになるため、貿易にかかわる国際金融業務で迅速勝つ正確なIT処理能力を発揮できるので、金融機関何度の職場も通関士の資格が生かせる職場と言えるでしょう。
通関士資格専門学校で取得する 通関士資格を取得できる専門学校の学科は以下のようなものです。 ・航空専門学校-航空ビジネス学科・航空サービス学科など。 ・法律専門学校-国際貿易通関士学科など。 ・語学専門学校-国際ビジネス科など。 ・観光専門学校-航空貿易学科やエアポート学科など。 ・総合ビジネス専門学校-通関士学科など。 独学で取得する 通関士試験の勉強を独学で行う場合のメリットは、自由な時間に学習できること、費用が少なくて済むということがあります。ですが、自己管理をしっかりしないと途中で挫折してしまうことも多いです。 独学のポイントは (1)基本テキスト、参考書、問題集、法令集をよく吟味して選ぶ (2)インターネットで最新の試験情報を取得する (3)10月の本試験に向けた学習計画を立て、毎日学習する時間を確保する (4)夏の模擬試験や本試験直前講座などを活用する。などです。